熊澤充のバリ島撮り尽くし
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バリ島挙式の花嫁さまで、ジンバランに滞在予定の方からこんなご相談がありました。
「挙式に参加してくれるお友達と7人くらいで簡単な食事を考えているのですが、どこかおすすめはありますか?」

ジンバランはちょうどムーンライズオフィスがあるところ、この辺のグルメ情報ならお任せください!
バリ島の食のおすすめはたくさんありますが、今回は「花嫁さまがお友達を連れて行って喜んでもらえる、美味しくて安全なお店」をテーマに6店選んでみました。

カユマニスレスト/Kayumanis Resto Jimbaran


筆者が勝手にバリ島ナンバーワンだと思っている、ホスピタリティ最高でお洒落なカユマニスリゾート。
その支店のひとつである、カユマニスジンバランの中にあるレストランです。
カユマニスグループのホテルはどこも全客室が独立ヴィラ形式というコンセプトを貫いているのですが、
このレストランもなんだか邸宅風というか、隠れ家に招かれてご馳走を食べるような、ゆったりとしたおもてなしを楽しめます。

メニューは主に本格インドネシア料理です。
筆者がお邪魔したときは、インドネシアンコース料理とウェスタンコース料理をいただきました。
どちらも申し分なく美味しいのですが、僅差でインドネシア料理がより素晴らしいと思いました。

現地ではそのへんの屋台でも食べられるインドネシア料理。
在住者の私にとってはどちらかというと「B級グルメ」「食べ飽きてなんでもいい」という扱いだったのに、
「インドネシア料理がこんなにおいしくて上品なコース料理にできるんだ!!」と
目から鱗の感動を味合わせてくれました。

もちろんコースだけでなく、アラカルトのお料理もあります。
ひとり分の予算はアラカルトで5,000円くらいから、コースで8,000円くらいから。

接客はとても細やかで、日本人のゲストには日本語メニュー、日本語スタッフが対応してくれるのも安心です。

ペペネロ/PEPeNERO – Samasta Jimbaran


ジンバランで老舗のイタリアンレストランです。
高台の崖に沿って作られたお店で、オーシャンビューではありませんがテラスから気持ちのいい風を感じることができます。
ランチ時も爽快だし、ディナー時はキャンドルの照明がとてもロマンチック。

ピッツァ、パスタ、カルパッチョ、肉のメイン、魚のメインなど、日本人が安心・満足して食べられるイタリアンのラインナップです。
メニューリストは、イタリア語の料理名に英語で解説がつけられています。
スタッフは基本的に英語かインドネシア語のみでの対応です。

予算はひとり2,000円くらいから。
お店の雰囲気に比べて、割安感のある価格設定です。

【ペペネロ】のもっと詳しい記事はこちら

バリ島ジンバランの老舗イタリアンレストラン【PEPeNERO/ペペネロ】

【ペペネロ】のネット予約はこちら

アクア/AKUA Bali Tapas Bar & Restaurant


ジンバランビーチ界隈のグルメといえば、観光案内や現地ガイドはまず判を押したように「シーフードバーベキュー」と答えるでしょうね。

アクアはそんなジンバランビーチエリアにただ一店舗のスペイン料理のお店です。
オープンした年が比較的新しく、モダンでお洒落な店内は欧米系ゲストの姿が多いです。

ビーチフロントではなく道路を一本挟んだ立地ですが、
海に向けて大きく開いたお店の作りで、サンセット時は空の色の変化を楽しむことができます。

お料理のラインナップはサラダ、アヒージョ、パエリア、ピッツァなど日本人も食べやすいスペイン料理。
グラスかカラフェで頼める自家製サングリアもカラフルなフルーツいっぱいで、トロピカル気分を盛り上げてくれますよ。
予算はひとり3,000円くらいから。

【アクア】のネット予約はこちら

バリク/Balique


スミニャックで家具屋も営むフランス人オーナーのセンスがさく裂している、ジンバランでいちばん可愛い多国籍料理のお店。
モロッカンヴィンテージのソファやテーブルが素敵すぎます。
お隣にはこれまた可愛すぎるインテリア雑貨店と、ホテルも併設しています。


店内の様子が可愛いすぎて、しょうじき味は覚えていない。
ウェスタン料理、インドネシア料理、中東料理、ベジタリアン料理など、バラエティ豊かに楽しめます。
お店オリジナルのヘルシーフルーツドリンクもあります。

メニューと接客は英語がメイン。
予算はひとり3,000円くらいからです。

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ユニーク/UNIQUE Rooftop Bar & Restaurant


ジンバランエリアで注目のホテルといえばアヤナリゾートと、併設の姉妹店リンバです。
ユニーク ルーフトップバー&レストランは、リンバの中で営業しているメキシカンのお店。

お料理はメキシコ出身のキュートな女性シェフが監修していて、タコス、ナチョスなど正統派のやさしいお味が楽しめます。

下階と上階に分かれた広い店内は、カラフルかつシック、デザインの行き届いた空間が用意されていて、大人の遊園地みたいな楽しさがあります。
上階は比較的オーソドックスな椅子とテーブルの席。
下階は併設プールにソファ席、デイベッド席といろんなタイプの客席が用意されていて、どこに座ろうかワクワクしてしまうんですよね。

日本から来た両親を連れて、5人で利用したことがあります。
そのときはクッションが敷き詰められた丸い大きなテーブル席を選んだのですが、
母は「こんな面白いところで食べられるのね」と目をキラキラさせていました。

アヤナ、リンバともに通常はビジターのプール利用はできませんが、
ユニークで食事するゲストに限ってはレストラン併設プールに入ることができます。
ぜひ水着持参で行きましょう!

予算はひとり4,000円くらいから。
メニューリストは全品写真付き、日本語解説付きで迷う心配ゼロです。
接客は基本的に英語ですが、日本人ゲストとみるとフレンドリーなカタコトで「オイシイデスカ?」などと話しかけてくれます。

ちなみに人気の【ロックバー】は、リンバのお隣のアヤナリゾート内にあります。
海の絶景ならロックバー、寛いでおいしく食事するならユニーク、というのが個人的なイメージです。
ユニークで食べた後ロックバーで食後のお酒を。。。なんて使い方も素敵ですね。

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ワルンカンプン/Waroeng Kampoeng


上記の5店舗は基本的に海外からのツーリスト向けで、地元のインドネシア人が利用することは稀です。
でもこれから紹介するワルンカンプンはゴリゴリの地元レストラン。
いつも地元のひとで賑わい、インドネシア語が飛び交っています。

なんでそんなお店がおすすめリストに入っているかって?
味の面、コスパの面で最強のインドネシア料理店だからです。

たとえば、ナシゴレンは一皿150円くらい。
ビンタンビールの小瓶は200円くらい。
たくさん食べて飲んでもひとりの予算が1,500円を超えることはほとんどありません。

信じられないことに、こんなに安いのに美味しさは抜群なのです。
インドネシア料理は辛いと思われがちですが、中華アレンジが入っているせいか日本人が最高に美味しく感じるバランスになっています。

「バリの食べ物ぜんぶ口に合わないんです…高級レストランもだめでした…」
そういうお客様にだめもとでこのお店を教えたら、
「その節はありがとうございます、美味しすぎてあのあと毎日通いました!」とお便りがあってびっくりしたこともあります。

接客はインドネシア語が基本ですが、カタコトの英語でもコミュニケーションできます。
メニューはインドネシア語と英語で書かれています。

ローカルの激安店で一番気になるのはトイレ事情ですね。
美しさは上記のお店に比べると落ちますが、清潔さは日本人ツーリストでも普通に利用できるレベルです。
紙と洗面所もあるし、よほどの潔癖症でないかぎり問題はなさそう。

2018年12月6日追記↓↓↓

ラ ブラッスリー/La Brasserie


2018年11月初旬、とあるお客様(アメリカ人)から気になるレストラン情報をお聞きしたんです。
お客様「ラオス人のご主人とフランス人の奥様がやっているレストランがウブドにあって、とても美味しいらしいんですよ♡」
わたし「それは美味しそうですね!ぜひ探してみます」

それから数日後、こんどはバリ島でお店を経営している友人(日本人)からもレストラン情報を聞かされました。
友人「ラオス人のご主人とフランス人の奥様がやっているレストランがジンバランにあって、とても美味しいの。今日これから行かない?」
わたし「えっ?待って、その話まえにどこかで聞いたことある。でも、そのレストランてジンバランにあるんですか?ウブドじゃなくて?」

よくよく話を聞いてみると、ラオス人の旦那様がメインで受け持っているお店がウブドのレストラン。
フランス人の奥様は「私は山深いウブドよりもジンバランの海の近くで暮らしたいわ♡」と、ジンバランでも2軒目のレストランを開いているそうなんです。

気になっていたお店の味が手近なジンバランで試せるなんて!と喜んで出かけてきました。

結果、このお店もとってもおすすめです♡

お料理はフレンチ×アジアンフュージョン料理。

純粋なフレンチというよりは、アジア風にアレンジしてあります。
エスニックフードが嫌いな人でも抵抗なく食べやすい味だと思いますよ。
クセのある香草をトッピングする料理は事前に「パクチーを載せて大丈夫ですか?」などと確認してくれました。

メニューは英語表記で、接客は主にインドネシア語と英語です。
テーブルに着くとスタッフさんが「本日のおすすめ」のボードを持ってきて英語で丁寧に説明してくれますよ。

お料理のレパートリーは少なめですが粒ぞろいで、ハズレなし。
わたしのお気に入りは「鴨肉のコンフィ 15万ルピア」です。
予算はひとり2500円くらいから。

お店は道路に面したオープンエアーで、エアコンはありません。

おわりに

気になるお店はありましたか?
この中のどれも、行ってみて損はさせない自信があります!
ぜひバリ島で大切な人と、親しい仲間と食事する時間をお楽しみください。

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