熊澤充のバリ島撮り尽くし
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こんにちは!バリ島在住日本人カメラマンのくまっちです。
バリ島内の最新情報を在住カメラマンと在住レポーターで実際体験し、出来るだけ詳しく紹介していこうという突撃体験レポート
第1回目はバリ島で歯のトラブルが起きたときにおすすめの、設備がしっかりしていて日本語の通じる歯医者さんをご紹介します。

バリ デンタル & インプラントセンターに行ってきました

こんにちは、体験レポーターのむつみです。
バリ島には7年ほど住んでいますが、現地での歯医者さん体験は今回でまだ3回目。
初めてのバリ島の歯医者さんに行ったのは、4年前に銀歯がとれたときのこと。近所のローカル歯科医で白い詰め物をしてもらいました。

ところがその翌日にワルンでナシゴレンを食べていたら、こんどは混入していた砂利を噛んでしまって、治療したばかりの歯が割れてしまったんです。
その処置のために、今度はデンパサールで日本語が通じる歯科クリニックを紹介してもらいました。そうしたらなんと、割れた内部が虫歯になっているという診察でした。

すぐに割れるローカル歯医者さんの詰め物もどうかと思うけど、でも割れたおかげで内部の虫歯に気づけた。。。
バリ島の歯医者さんはほんとうにクリニックによってクオリティがまちまちなんだなあと実感した出来事でした。

さて、今回お邪魔するバリ デンタル & インプラントセンターはきっとバリ島で最高の歯医者さん体験になるはず。

なんといっても2018年の9月にカシイブ総合病院サバ分院の中にオープンしたばかりの、ぴかぴかのデンタルクリニックです。
インドネシア人の歯科医師が8名在籍し、この中にはインプラントや矯正の専門医も含まれます。

海外で病院にかかるというと、真っ先に不安になるのは言葉の壁ですよね。
カシイブ総合病院は日本語専門の予約ダイヤルあるので安心です。

カシイブ総合病院 日本語連絡先
085 1008 73432 または 081 1380 00112
※バリ島内すべてのカシイブ系列病院、デンタルセンターについてご相談可能です

レギュラークリーニングを体験


この日は、虫歯のない人にもおすすめの【レギュラークリーニング】を体験しました。
日本でいう「歯石取り」をしたい人が受けるべきトリートメントです。

問診

まずは待合室で、問診票を記入します。
日本人患者には日本語のシートを用意してもらえます。

旅行や日常生活に困らない程度の英語やインドネシア語が喋れても、医療に関することを正確に説明するのってなかなか難しくないですか?
私は自信がありません!
アレルギーの有無など、必ず伝えなければならない項目も日本語でOKなのは安心ですね。

診察室へ


待合室の奥には、新しくてきれいな診察室が2部屋。
インドネシアの病院って、診察室=先生専用のオフィス、という意識で設計されていることが多いようです。

このデンタルセンターでも、診察室には診察台のほかに、先生用のデスクとパソコンが完備されていました。

日本の歯科医院だと一般的に、ひとつのブースにひとつの診察台というところが多いですよね。
それに比べると、この診察室はとっても広々と感じられます。

素人目ですが、治療器具や設備は日本のものとの違いは感じません。
むしろ口の中をモニターできるマイクロスコープも完備されていて、私が日本の地元で通っていた歯医者さんよりよっぽど進んでるかも!

おや、こんな違いが!と思ったのは、口をすすぐ水道のところにミネラルウォーターのグラスがセットされていたこと。
インドネシアの水道水は飲用に向きません。
海外からの患者さんが知らずに飲み込んでも大丈夫なように、飲用のミネラルウォーターを用意しているんだそうです。
さすがの配慮ですね♪

それから新築だからなのか、あの嗅ぐだけで緊張する「歯医者さんのニオイ」がぜんぜんしませんでした。

クリーニング

さっそく診察台に横になり、紙エプロンをかけてもらいます。
わたしは使いませんでしたが、「患者がまぶしくないように」という配慮から赤い大きなサングラスも用意されていました。

エプロンをかけたりといった身の回りのお世話は助手の女性がしてくれます。
サングラスを断ったとき、外してくれる手付きがとっても丁寧で逆に恐縮でした(笑)
まるで高級スパみたい。。。

私むかし日本の歯医者さんで、新人らしき不安定すぎる手付きの助手さんに当たってしまって、そこには二度と行きませんでした。
歯医者さんはサービス業ではないけど、現場のホスピタリティってたいせつですよね。

クリーニングはまず器具を使って、歯と歯の隙間をなぞるように汚れを取り除いていきます。

歯を削っているわけではないので基本的に痛みはありませんが、場所によっては沁みることも。
私の場合は、前歯の薄くなっている部分に振動が響きました。

ポリッシュ

次に薬剤をつけて電動ブラシで磨いていきます。
これは磨いているだけなので、全然痛くありません。
すみずみまでキレイにしてもらっている感覚が気持ちいい!

要は「ハミガキ」なのですが、薬剤は家庭用ハミガキ粉に比べると粒子が大きくて平たいのを感じました。
味は爽やかなミントです。

フッ素コーティング

仕上げに、フッ素を塗ってUVライトで固めます。

レギュラークリーニングの手順はこれでおしまいです。
所要時間は20分位。
ビフォアアフターの写真を撮ってみたけどどうかな?
汚れがとれて、本来の隙間が見えるようになったようです。

写真には写っていませんが、私はいつも下前歯の裏側に汚れが溜まってしまうんですよね。

舌で触ってみると、前歯2本のあいだに溝ができているのを実感!
自分で見えないところを歯医者さんにきれいにしてもらうのは気持ちがいいですね。

お財布に余裕があったら「ホワイトニング」のメニューも気になります!

クリーニングは終わった後、30分は飲食禁止。
虫歯予防のためには、6か月に1度の施術がおすすめだそうです。

支払い

クリーニングが終わったら診察室を出て、待合室でアンケート(日本語)に記入です。
そのあとで受付スタッフが会計カウンターに案内してくれます。

お支払いはルピア現金のほか、各種クレジットカード、デビットカードに対応。
病院の敷地内にはインドネシアの主要な銀行、BCAとBNIのATMもありました。

お世話になったスタッフさん

ヴィトリ先生
今回担当してくれた先生です。
医師歴8年で、バリ出身の女医さん。
施術は丁寧でそつがありません。
日本の歯医者さんでクリーニングしていたときって、よく口の中に唾液がたまってきて苦しいなとか、唇が渇いてきてつらいなと思うこともあったのですが、今回はそういう思いもなくスピーディに終了しました。
過去の虫歯の治療跡などもチェックしてくださって、経過良好のお墨付きをもらいました☆
コミュニケーションは基本的にインドネシアか英語です。

ムラティさん
カシイブ総合病院で10年以上日本人患者をサポートしている、ベテランゲストリレーション。
お名前はカタカナですが日本出身の方です。
とっても優しく穏やかな物腰で、先生とのやりとりを橋渡ししてくれました。
健康に関する知識もさすがの豊富さで、歯科のこと以外にもたくさんアドバイスをいただいちゃいました。

費用の目安

バリ デンタル & インプラントセンターでは基本の費用として、まず受診料が20万ルピアかかります。
それから毎回の外来登録費は3万ルピア。
今回私が体験したレギュラークリーニングの料金は50万ルピアです。

なのでレギュラークリーニングで来院する場合、費用の合計は73万ルピアです。

もちろん予防だけでなく、虫歯の治療もできます。
たとえば「虫歯を削って詰め物をする」といったスタンダードな治療は1か所65万ルピア、2カ所なら80万ルピアです。

また、レントゲンによるチェックは1回15万ルピア。
入れ歯作りなど、あご全体を写す必要がある場合は60万ルピアです。

※2018年10月現在の料金です。予告なく変更となる場合があるので、ご利用の際は必ず病院へご確認ください。

カシイブ総合病院を見学


カシイブホスピタルグループは、バリ島内に4つの総合病院を展開しています。
バリ デンタル&インプラントセンターのあるサバ分院では、歯のトラブル以外にケガや病気でもちろん対応してくれます。
インドネシアの労働ビザであるKITASを持っている人にはローカル価格が適用されますよ。
サバ院はウブドやサヌールからのアクセスが便利なので、このあたりに住む在住者には特にありがたい存在ですね。

外国人専用病棟

サバ分院の4階はフロアすべてが外国人専用病棟になっています。
病室はグレード別に3タイプありますが、すべて個室でした。

「オーシャンビューでライスフィールドビューなんですよ」と、
まずはいちばんグレードの高いVIPルームを見せてもらいました。

患者さん用のベッドと付添人用のベッド、広々したリビングとダイニングまであって、まるでホテルのスイートルームみたい…!

シャワー&トイレも、患者さんと付添人用で別々だそうです。

気になる入院費は一泊約8万円。
決して安くはないけど、日本の病院ではふつう患者用ベッド一床についての入院費なのに、この金額を払えば付添人も自由に寝泊まりしていいのはお得だな、って変な感想を持ってしまいました(笑)
とにかく快適に入院生活を送りたい!というひとにはうってつけですね。

ちなみに、保険対応のノーマルな病室も同じフロアにあります。
ノーマルといったって、バリ島の4つ星ホテル並みの清潔感がありますよ。
このグレードのお部屋でも、個室にトイレ・シャワーの設備が備わっているのは嬉しいですね。

カフェ

こちらは1階のカフェの様子。
ヌサドゥアにある某インターナショナル系病院には有名カフェが併設されていてそれなりにお高いのですが、こちらのカフェはローカル感覚に近い、良心的なお値段でした。

ナシゴレン、ソトアヤムなどのスタンダードなインドネシア料理のほか、パスタなどの洋食もオーダーできます。

まとめ

日本語で気軽に問い合わせができて、居心地よく利用できる歯医者さんはバリに来る人なら知っておいて損はありません。
挙式のためバリに来たのに差し歯がとれちゃった!なんて場合には頼もしい味方ですね。
バリ島在住の方で歯のケアをしたい人にもオススメです。

病院データ

カシイブ総合病院 日本語連絡先
085 1008 73432 または 081 1380 00112
※バリ島内すべてのカシイブ系列病院、デンタルセンターについてご相談可能です
カシイブ総合病院 サバ院 / バリ デンタル & インプラントセンター
住所:Jl.Raya Pantai Saba No.9, Gianyar,Bali 80581
電話:0361 300 3333 (病院) / 0361 300 3029 (デンタルセンター)

 

– 今週のバリ島のお天気情報 –
2018年10月3日/クタ、ジンバラン、ヌサドゥア方面

毎日快晴!安定した乾季の空です。

 

– 撮影のご依頼・お問い合わせはこちらから –
ムーンライズエンターテイメント BALI

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