写真は近所のスーパーにて。今回の記事はバリ島の新型コロナウィルスに関してです。
こんにちは!バリ島在住日本人カメラマンのくまっちです。
神々の棲む島バリ島から在住日本人カメラマンが、日々撮影しているウェディングやハネムーンのお客様の写真を中心に、ガイドブックに載っていない普段のバリ島の日常風景などをご紹介。
気になる最近のお天気の様子も含め、出来るだけリアルタイムな情報をお届けしています。
全世界が注目する新型コロナウィルスに関して何件かのお客様より”現在のバリ島の様子はどうですか?”と質問をいただきましたので、近所の様子を撮影してきました。
そしてたまたま昨日、インドネシアの首都、ジャカルタへ出張していましたので、後半はそちらの情報も。
前情報として、インドネシアにおいて本日現在(2020/2/5)、この新型コロナウィルスに感染した人の情報はありません。
これまでのところ新型肺炎のウイルスで感染の疑いがある患者は複数報告されているものの、検査の結果陽性となった患者は報告されていない。
NEWSWEEKより
インドネシア政府は、武漢や中国の他の都市から238人の市民を本国に送還した後、中国への出入りを禁止することを宣言しました。
この禁止令は月曜日の午前12時に発効し、14日間以上中国に滞在した訪問者がインドネシアを訪問または通過することを禁止しています。
インドネシアの旅行禁止は、238人のインドネシア国民が武漢や湖北省の他の都市から避難した数時間後にナトゥナ島に上陸し、ラデンサジャド空軍基地で隔離された後に発表されました。
The Jakarta Postより
中国からの感染拡大を防ぐため,2月5日午前0時(インドネシア時間)以降の中国本土との直行便の運航停止や,中国本土に14日間以上滞在した外国人訪問者のインドネシアへの入国及びトランジットを認めない等の対策がとられる予定です。
在デンパサール日本国総領事館より
上記の対策が実際に発動されたか正確な情報が見つからなかったのですが、バリ島への航空券をお持ちの方は中国本土経由のチケットではないか念のため確認をお願いします。
2020/2/6 追記 在デンパサール日本国総領事館より
●インドネシア政府は,新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため,中国本土からの航空便の運航停止や,過去14日間に中国滞在・訪問歴のある渡航者の入国と乗り継ぎを禁止する措置を講じています。
1 インドネシア政府は,新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため,2月5日午前0時より,中国とインドネシア間の航空便の運航を停止しています。
運輸省通達によれば,運航を停止する航空会社は9社(ガルーダ・インドネシア,ライオン・ムンタリ・エアラインズ,シティリンク・インドネシア,スリウィジャヤ・エアー,バティック・エアー・インドネシア,中国国際航空, 厦門航空 ,中国東方航空,中国南方航空)とされています。2 また,同政府は,2月5日に法務人権大臣令を発出し,過去14日間に,中国に滞在・訪問した中国国籍者及び外国人の査証免除措置及び査証(訪問査証,期限付在留査証,ビザ・オン・アライバル(VOA))発給を一時的に停止するとともに,インドネシアに入国する前の14日以内に中国に滞在・訪問したAPEC・ビジネス・トラベル・カード及び再入国許可が付された滞在許可を有する外国人に対するインドネシアへの入国許可を付与しない措置を講じています。
なお,本件措置は,2月29日までの措置としていますが,以後は改めて検討するとしています。
そして新型コロナウィルスに関しての情報は、フェイスニュース・デマ情報をSNS等で発信した場合、厳重に取り締まるとの通達が出ていて、実際に2名逮捕されたようです。
という事でこの記事はインドネシア・バリ島に在住する一個人が実際に現地で見て感じた事についての記事ですので、正確な情報は政府機関等からの情報を確認してくださいませ。
(逮捕しないでね・・)
人気のビーチもがらがらです。
まずは自分の住むバリ島の情報から。
調べてみると2018年の1年間でバリ島に訪れた外国人旅行者数は 約 557万2,200人。
うち中国からは総数の約22%(1位)で128万1100人だったそうです。※GoGoBALIさんの記事より
2019年のデータが見つからなかったのですが、昨年はもう少し増えていたように感じます。
この人数が中国側からもインドネシア側からも規制がかかり、現在バリ島に来ることが出来ませんので、島内から中国人を乗せた大型観光バスが大幅に減り、どこも道がかなりすいています。
当社では幸い、直近のお客様からのキャンセル等は今のところ頂いておりません。
バリ島に来てしまえば、移動は楽々、例年に比べ雨が少なく好天候が続いておりますので、撮影・観光には適した条件となっております。
そして話は変わって日本、中国共に品薄になっているマスク事情。
予防には手洗いが一番!とどこにも書いてありますが、見た目でコロナウィルスへの関心度が判断しやすいこのマスクの着用状況と販売・在庫の様子を見て回ってきました。
上の写真は近所のローカルスーパーマーケットに売っていたマスクです。
店頭のとても目立つところにありましたが、品薄になっている様子もなく通常どおり。
一件だけだとわからないので別のスーパーへ。
ここもいつも通り。
ついでにもう1件、今度は薬局へ。
こちらもいっぱい売ってました。
更にもう1件。
ここは駐車場が大きくていつも中国人を乗せた大型バスが立ち寄るスーパーマーケットです。
ここでも品切れにはなっておらず、段ボールに在庫がいっぱいありました。
いっぱい売れるのを予想して在庫を増やしたけど、購入する中国人自体がいなくなっちゃったって感じでしょうか?
という事で現在バリ島ではマスクが品薄って事にはなっていないようです。
実際、道を走っているバイクや通行人の様子を注意して観察してみましたが、いつも通り。
マスクをしている人が増えたな~っとは全然感じませんでした。
ガソリンスタンドにて。
普段はマスクをしていない店員さんがマスクをしていました。
あとはトップの写真に使ったスーパーの店員さんもマスクを着用していました。
不特定多数の人と関わる人はやはり気にしているようですね。
さて、場所は変わってここはよく撮影に訪れるバランガンビーチの駐車場。
個人的に中国人との接点のある場所で真っ先に思いつくのはここ!
普段この駐車場には中国系のウェディング会社の車がずら~っと並んでいて、常に10組以上の中国ウェディングチームが撮影に来ています。
サンセットの絶景スポットですので、日没前後の時間帯はベストスポットを押さえて撮影しようと、いつも場所取り合戦!
自分も日本代表として(いつも日本人は自分のチームしかいないのですが。)戦争のつもりで文字通り体を張って場所を押さえております。
↑こんな感じです。
本日の中国ウェディングチームは予想通りたったの1組だけ。
5年前位はいつもこんな感じだったな~っと懐かしく感じました。
近年大勢の中国ウェディングチームが押し寄せ、異常に高騰した入場料下げてくれないかな・・・
絶景ではありますが、この何にもない場所がディズニーランドの入場料とほぼ同額っておかしくない??
今日もいいお天気!
サーファーの方々の人数は減ってない様子。
オーストラリアからの観光客は通常通りなのかな??
空港~ジャカルタへ
写真は撮っていませんが、昨日日帰りでジャカルタへ行ってきましたので、空港の様子、航空機内、ジャカルタの街の様子のレポートです。
まずはバリ島ングラライ空港の国内線。(国際線はまた雰囲気が全然違うと思われます。)
行きも帰りもず~っとまわりのお客様の様子を観察していましたが、マスク着用率は半数以下、というか30%もしてない感じ。
これは正直意外でした。
情報はいきわたっていると思うのですが、あまり危機感ないのかな??
飛行機の中も同じようにやはり半数はマスクしていません。
ちなみに空港職員のマスク着用率は100%でした。
そしてジャカルタ、スカルノハッタ空港。
こちらはバリ島よりちょっと着用率あがったかな?という程度でやはり半数はいってない感じ。
何名かお会いした現地在住の日本人の方に聞いてみたところ、バリ島と違ってマスクの品薄は始まっているとの事。
インドネシアではまだ感染者の発表が無いせいか、世界と比べて危機意識は低いように感じました。
以上、ここ数日のインドネシア、バリ島・ジャカルタの新型コロナウィルス情報でした。
一日も早く、収束に向かう事を願います。
– 本日のバリ島のお天気情報 –
2020年2月5日/クタ、ジンバラン、ヌサドゥア方面
晴れ。
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