とっくに限界が来ているバリ島のマングローブの森とごみ問題。
こんにちは!バリ島在住日本人カメラマンのくまっちです。
神々の棲む島バリ島から在住日本人カメラマンが、日々撮影しているウェディングやハネムーンのお客様の写真を中心に、ガイドブックに載っていない普段のバリ島の日常風景などをご紹介。
気になる最近のお天気の様子も含め、出来るだけリアルタイムな情報をお届けしています。
上の写真はバリ島海上高速道路、デンパサール出入り口付近。
現在大規模な埋め立て工事が行われていて、あっという間に周辺のマングローブの森が壊滅してしまいました。
工事が始まる何年か前までは、埋め立てに反対するバリの人達の大きなデモをよく見かけましたが、工事が始まってしまった今はただただ見守るだけです。
何を作っているのかよくわかりませんが、どうやら海上にリゾート施設やホテルを建てる計画でスタートしたらしく、現在はパーキングエリア的な休憩所を作るというのが有力情報。
F1サーキットを作るなんて記事までありました。
※関連記事(ハウズバリさん2016年の記事):大臣からの回答待ち、ベノア湾岸埋め立て計画抗議デモ
ちなみにこの周辺はバリ島の唯一ともいえるゴミの集積・埋め立て場があり、かなりの悪臭が漂っています。
上の写真は同じく、海上高速道路のヌサドゥア出入り口周辺のマングローブ。
こちらはまだ埋め立て工事の場所から遠いので、マングローブが元気に茂っています。
ほんの1、2年前まではデンパサール側も同じような光景でした。
自分がバリ島に引っ越してきた2012年、バリ島にはごみ焼却施設がなく、ゴミを一ヶ所に埋め立てているだけという話を聞いていました。
近いうちにインドネシア政府またはこの問題に気付いた先進国等がいつか何とかするだろうと思っていましたが、あれから7年、状況はまったく何も変わっていません。
※関連記事(ハウズバリさん2017年の記事):バリ島政府、積もるゴミ問題にお手上げ
バリ島唯一のごみ処理場は、南部のべノアにあります。
バリ島の最終ごみ処理場 TPA SUWUNG(リンク先は画像検索)
最近このごみ処理場が、自分の住むジンバラン地区のごみを受け入れなくなったという話を聞きました。
写真は自分の住む住宅街(ジンバランです)の家庭ごみ用バケツ。
以前は週に3日回収に来ていたのですが、だんだんと回収回数が減り、今日現在もう一週間以上回収に来ていません。
近所の広場では大きな穴を掘り、ビニール製品などもまとめて燃やし始めています。
いつかは誰かが・・・と思っていましたが、ついに”我が家のごみどうしよう?”と目の前の問題になってしまいました。
バリ島を愛する方々によって拡散していただき、ほんの少しでも何か解決のきっかけになればと思い、今回この記事をUPしました。
青い海・空、色とりどりの南国植物、幻想的なサンセット、そして満天の星空。
バリ島の美しい自然の力を借りてお仕事をさせていただいている身として、少しでも自分に出来る事があれば力になろうと思っています。
– 本日のバリ島のお天気情報 –
2019年12月6日/クタ、ジンバラン、ヌサドゥア方面
晴れ~くもり。
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