熊澤充のバリ島撮り尽くし
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こんにちは!バリ島在住日本人カメラマンのくまっちです。
バリ島内の最新情報を在住カメラマンと在住レポーターで実際体験し、出来るだけ詳しく紹介していこうという突撃体験レポート
第3回目は、日本からバリ島旅行にやってきた73歳の実母が登場!高齢者におすすめのバリ島観光メニューを楽しんでもらいました。

73歳バリ島初心者、現地のカルチャー教室に行ってみました

今回カルチャー教室に行ってみたのは体験レポーターむつみと、海外旅行もバリ島も初体験のスミコお母さん(73歳)です。

体験する内容は「バティック(ろうけつ染め)」。バティックはインドネシアに伝わる伝統的な染め物の技法です。

ウブド近郊マス村にあるカルチャー教室【リンドゥ―ハウス】にて、ハンカチサイズのバティック作品を作れる体験コースにチャレンジしてみました♪

バティック教室のおすすめポイント

★バリ島ならではのカルチャーを手軽に体験

★日本語でのサポートがしっかり

★自分で作ったバティックは世界にひとつのお土産に


リンドゥ―ハウスの公式サイトはこちら
バティック教室の料金を見てみる

バティック教室 体験コース

バティック教室の会場は、風通しの良いオープンエアのアトリエです。

「エアコンがないと暑いのでは?」と思う方がいるかもしれません。でもリンドゥーハウスは比較的標高の高いウブドエリアに位置しているので、避暑地のように涼しいんです。

バリ島の田園の空気を感じながら、のんびりとバティック制作が楽しめます。

下書き

体験コース(所要3~4時間)では、ハンカチサイズのバティック作品をつくります。

扱うのは30㎝四方の布地なので、とても気軽に体験できますよ。

「何を描けばいいの?」と迷う人も、「バティックらしくかっこよく仕上げたい」という人も大丈夫。

アトリエにはたくさんの図案が用意されています。いかにもインドネシアらしいクラシックな模様から、ハイビスカスなどモダンなものまで、よりどりみどり。

この中から好きなモチーフを選んで、鉛筆で下絵を写していきます。

図案はとても細かいですが、すべて写し取る必要はありません。

大まかに輪郭を取るだけで充分なので、絵心に自信のない人も楽しんで作業できそうです。

逆に、イラストの得意な人はオリジナル作品に挑戦するのも良さそうです。

事前に描きたい図案を用意して、バティック教室に臨むゲストもいるそうですよ。

ロウ描き

バティック(ろうけつ染め)の一番の特徴は、溶けたロウを使って布地に模様を描くことです。
ロウで描いた部分には染料が乗らないので、細やかな模様を染め抜いたアートが作れるのです。

本来のバティックアートは、大きな布地を手間暇かけて染め上げていく、複雑な伝統工芸。

布地にロウを引くために、「チャンティン」という伝統的な道具を使います。

じつは私とすみこお母さんは、リンドゥ―ハウスに来る前にバティック専門店の工房に立ち寄っていました。
そこでは、ほんもののバティック職人が鮮やかにチャンティンを操る様子を見学できました。

ろうけつ染め・バティック工場見学 |高齢者にやさしいおすすめ観光スポット紹介

バティック教室でも、職人と同じくチャンティンを使って作業します。

まずは先生から日本語で手ほどきをうけ、練習用の布地に何度か練習します。

竹筒からロウを垂らす匙加減はなかなか難しいけれど、ふつうの道具では味わえない面白さがあります。

手芸に興味のある人はぜったいにハマる作業です。

染色

スミコお母さんは私よりも早くにロウ描きを仕上げました。

ロウ描きの次は、染料で布地に色を付ける作業です。

アトリエにはいろいろな染料が用意されているので、自分の好きな色を選べます。

個人的には、この色付けの作業がとても楽しかったです♪

次にまたバティック制作をするなら、図案はなるべく簡単なものにして、色付けにたくさん時間を使いたいなと思いました。

仕上げ

染めが終わったら、最後に熱湯でロウを取り除き、布地を洗います。

ロウのついていた部分が白く染め抜かれているのがわかるでしょうか。

世界にひとつのオリジナルバティックアートが完成しました♪

持ち帰る際はまだ湿っている布地を新聞紙にはさんでもらえるので、ホテルに帰ったら乾燥させましょう。

宿泊もできるリンドゥ―ハウス

リンドゥ―ハウスには、宿泊のできるゲストルームも用意されています。

バリらしい素敵なコテージの宿泊料金は、なんと1泊1名 30万ルピア(2300円位)!!(※2019年7月現在)

私達がバティック教室に参加したときは、アトリエで日本人ゲストの方に出会いました。
彼女はリンドゥ―ハウスに長期で宿泊しながら、時間をかけて大作のバティックアートに取り組んでいました。

バリ島でそんな滞在のしかたも素敵ですよね♪

まとめ

バリの伝統文化をゆったりとディープに楽しめるバティック教室。

もう一度おすすめポイントをまとめます。

バティック教室のおすすめポイント

★バリ島ならではのカルチャーを手軽に体験

★日本語でのサポートがしっかり

★自分で作ったバティックは世界にひとつのお土産に

リンドゥ―ハウスはウブド近郊にあり、ウブドの寺院観光と合わせてトクベツな体験をするのにも最適です。

年配の方と一緒にバリ島のディープな観光を楽しみたいなら、ぜひチェックしてみてくださいね。


リンドゥ―ハウスの公式サイトはこちら
バティック教室の料金を見てみる


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